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新しく設定された除草剤の「使用時期」について

平成21年8月21日
【除草剤の田植同時処理への適用拡大】
 本田における除草剤の散布に当たっては、田植機に農薬散布装置を付属させた機材が実用化され、田植と農薬散布の同時処理(以下「田植同時処理」という。)が行われています。この場合、農薬ラベルの注意事項における使用時期は、本来「移植時」となりますが、現行の除草剤の農薬登録における使用時期には、「移植時」という登録がないため、使用時期が「移植直後」である農薬を田植同時処理に使用可能としています(「移植時」は「移植直後」の概念に含まれると整理)。
 しかしながら、「移植時」と「移植直後」とでは、薬剤の稲に対する接触程度が異なることにより、薬害を生じる可能性があるため、田植同時処理農薬について、順次、「移植時」の薬効薬害試験成績の整備をすすめてきました。
 今般、同試験成績の整備が終了し、本年9月より順次、使用時期に「移植時」を加える適用拡大の登録が進むことから、田植同時処理における登録上の使用時期は、「移植時」のみとすることとしました。従って、22年産の植付けを行う水稲からは、使用時期が「移植直後」の適用しかない農薬は、田植同時処理には使用できないこととなります。