土づくり情報>微生物資材>Dr キンコンシリーズ
特長
■包装:10kg/袋
  • リン酸の吸収を促進します。
  • 通気性、透水性を改善します。
  • 地上部および地下部が充実します。
  • 規格が揃い、収量に期待ができます。
効果的使用方法
根深ネギ

播種 育苗 定植 土入れ・土寄せ 収穫

  • 播種
    1. 苗床にスジ状に播種する時は、播種溝にスジ状処理(10a分の苗床(12〜3a)に10kg)。
    2. ペーパーポット育苗の時は、1枚のペーパーポット当たり150〜300gを用土(約4g)に混合。
    3. 苗床にバラマキする時は、10a分の苗床(2〜3a)に10〜20kgを土壌混和(表層5cm)。
  • 定植
    1. 定植時には定植溝にスジ状処理10aに10〜20kg。
    2. チェーンポットに処理する時は、「ひっぱりくん」にセットした後、苗の上から1枚当たりコップ山盛り1杯(150〜200g)を散粒する。
  • 土入れ・土寄せ:初回の土入れ時に、株元にスジ状処理10aに10〜20kg。
葉ネギ

播種 育苗 定植 収穫

  • 播種
    1. 苗床にスジ状に播種する時は、播種溝にスジ状処理(10a分の苗床(2〜2.5a)に10〜15kg)。
    2. 苗床にバラマキする時は、10a分の苗床(2〜2.5a)に15〜20kgを土壌混和(表層5cm)。
  • 定植:定植時にスジ状処理10aに20〜30kg。
  • 定植時のワンポイントアドバイス:ネギの根に接触するように処理することが重要です。
小ネギ

播種 収穫

  • 播種
    1. スジ状に播種する時は、播種溝にスジ状処理(10a当たり15〜20kg)。
    2. バラマキする時は、10a当たり30〜40kgを土壌混和(表層5cm)。
  • 播種時のワンポイントアドバイス:ネギの根に接触するように処理することが重要です。
試験成績
根深ネギ

総本数(本) M品 本数 L品 本数 LL品 本数
総重量(kg) 重量 重量 重量
ネギ用Dr キンコン処理区 273(113) 18 79 160(154)
41.7(114) 1.1 8.5 28.7(153)
無処理区 241(100) 27 82 104(100)
36.6(100) 1.7 10.0 18.7(100)
品種 :吉蔵
試験地 :千葉県習志野市
耕種概要 :播種1994年1月25日、定植1994年6月11日、収穫1994年10月24日
処理 :定植時に10kg/10aスジ状処理
調査 :1994年10月24日(各区10m間のネギについて)
葉ネギ

草丈(cm) 茎径(mm) 1本当り生体量(g)
ネギ用Drキンコン処理区 56.5 6.02 11.37
無処理区 53.4 6.04 10.28
品種 :小夏
試験地 :岡山県吉敷群
耕種概要 :播種1994年7月12日、収穫1994年9月12〜13日
処理 :播種前土壌混和 20kg/10a
調査 :1994年9月13日(各区2m間のネギの平均)
小ネギ

全重量
(g)
出荷品重量
(g)
集荷品本数
(本)
クズ重量
(g)
グズ本数
(本)
平均草丈
(cm)
ネギ用Drキンコン処理区 527.2 366.2 56 35.0 18 50.6
無処理区 505.7 250.3 38 133.1 38 51.1
試験地 :福岡県朝倉郡
播種 :1994年6月1日
処理 :播種前土壌混和 10kg/10a
調査 :1994年8月2日(各区2m間のネギについて)


効果を最大限に発揮させる条件
  1. 左:無処理 右:Drキンコン処理
    リン酸吸収係数1000以上の土壌で大きな効果が期待できます。特に黒ぼく土や赤黄色土のような火山灰土壌に適しています。
  2. 定植前に土壌消毒をすることにより雑菌が減り、VA菌が共生しやすくなります。
  3. 露地でのご使用は、地温が15〜30℃の時期(4〜10月)が最適です。
使用上の注意
  1. ベンレート200倍液への苗の根の浸漬処理はお控え下さい。(ベンレートを500倍以上で使うか、ロブラールを潅注でご使用下さい。殺虫剤は全く問題ありませんのでオンコル、アドバンテージなどに混ぜてもご使用になれます)
  2. 石灰窒素ご使用後は十分に時間を置いて下さい。(ガスの発生によりVA菌の共生に悪影響を与える恐れがあります)
  3. リン酸肥料を過剰に使用しないで下さい。(有効態リン酸濃度が150mg/100g以上の施肥はVA菌の共生をしにくくします)
  4. タマネギへのご使用は避けて下さい。(玉が太らないことがあります)
製造:出光興産(株)