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「トリコデソイル」の特長
■内容物及び含有量:トリコデルマ ハルジアナム・・・1.0x109spore/g(胞子/製品g)
■規格:250g
■使用量:250g/10a(3ヶ月ごとに処理)
■施用方法:土壌灌注(500〜2000倍に希釈)
■保存:10℃以下の冷暗所に保存してください。
■有効年限:4ヶ月(5℃)
■包装:250g/箱
  • トリコデソイルとは・・・
    有用微生物 トリコデルマ ハルジアナム T-22株を製品1g当り109cfu含み、ICM(総合的作物管理体系)に適した土壌改良資材です。
  • 栽培期間を通じて根の周りを守り、土づくりをサポートすることで作物の健全な生育を促します。
  • 土壌消毒後に有用微生物を投入することにより、病害の発生しにくい土壌環境にする資材です。
  • 根圏に有用菌を入れることで、作物の健全な生育を助けます。
作物の根の周り(根圏)は根から分泌される有機物などの栄養素が豊富にあるので、土壌微生物が繁殖しやすい環境といえます。土壌微生物の中には、ピシウム菌・リゾクトニア菌・フザリウム菌などのように作物に寄生して害を及ぼすものもいます。そこで、作物に害を及ぼさず、生育が旺盛なトリコデルマ菌(善玉菌)を根の周りの栄養素を使って増殖させることで、害のある微生物の増殖を抑え、作物の生長を促します。
  • 土壌中、特に根の周りに施用することで、有用微生物トリコデルマ菌が、根の表面を覆うように素早く増殖し、作物に害を及ぼす悪玉土壌微生物を寄せ付けず増えにくい環境を作ります。
  • 土壌・根圏の微生物相を改善し、作物の根の健全な生育を促します。
  • 対象作物、施用時期を選ばず、栽培期間を通じてしっかり土づくりをサポートします。
  • 善玉菌が繁殖しやすい、土壌消毒のガス抜き後の苗や土壌への灌注が最適です。
  • 水和剤タイプですので、使い方簡単。所定濃度の希釈液を散布器、ジョウロ、かん水チュー ブ等で苗や土壌に灌注します。
主な対象作物と施用基準量(水で500〜2000倍に希釈して施用)
主な対象作物 施用量 施用時期 施用方法
野菜類・花卉類 250〜1000g/10a 定植前 土壌灌注
250〜500g/10a 生育期
250〜500g/10a 1、2番茶摘採後、台刈り後、秋整枝後 株元散布
果樹類 5g/樹 生育期 株元散布
土壌灌注
散布液の調製方法
10aに250gを使用する場合(散布水量500L)
トマトでの試験事例
  • 試験作物:トマト(Trust)
  • 試験場所・年度:カナダ・2003年
  • 試験機関:Le Centre de référence en agriculture et agroalimentaire du Québec(CRAAQ)
  • 栽培方法:ロックウール
  • 試験区:
    @無処理区(ピシウム菌、トリコデソイルなし)
    Aピシウム菌接種区
    Bトリコデソイル処理区
    Cピシウム菌接種+トリコデソイル処理区
【各区の収量、収穫果数】
試験区 収量(s) 収穫果数
@無処理区(ピシウム菌、トリコデソイルなし) 254.3 978
Aピシウム菌接種区 234.4(92) 963(98)
Bトリコデソイル処理区 284.4(112) 1,197(122)
Cピシウム菌接種+トリコデソイル処理区 273.4(108) 1,126(115)
  • トリコデソイル処理により、収量が12%、収穫果数が22%増加した。
  • A区では減収となったが、同じピシウム菌の存在下ではC区のロックウールは変色したにもかかわらず、トリコデソイルを処理したことにより@区より増収した。
使用上の注意
  • ご使用前に注意事項を必ずお読みください。
  • 食べ物ではありません。
  • 小児の手の届く所に置かないでください。
  • 本製品は、入手後すぐに冷暗所(0〜10℃)に保存してください。
  • 開封後は、よく密閉して保存し、早めに使いきってください。
  • 農薬との混用は控えてください。
  • 使用後はかん水チューブなど機器内に懸濁液が残らないように洗い流してください。
  • 使用するかん水チューブは事前にきれいにしておいてください。かん水チューブの洗浄に薬品を使用した場合は、薬品が残らないように良く洗浄した後、トリコデソイルの施用は1日以上あけてください。
  • 近くでキノコ類の栽培をしている場合は、本製品が直接かからないように注意してください。
  • 以下の殺菌剤とは併用すると影響が出る場合があります。
    ベンレート水和剤、チルト乳剤、オンリーワンフロアブル、シルバキュアフロアブル、トリフミン水和剤、トリフミン乳剤などのDMI剤に分類される殺菌剤
製造:アリスタライフサイエンス(株)