農薬情報>殺虫剤>天敵昆虫
特長
■種類名:ミヤコカブリダニ剤
■有効成分:ミヤコカブリダニ・・・50頭/パック
■性状:淡褐色粒
■包装:100パック/通気性紙袋
  • 捕食性天敵ミヤコカブリダニを餌入りの徐放性パックに小分充填した製品です。
  • 天敵は数週間かけてパックから放出され、作物上に広がり防除効果を発揮します。
  • 小さな「増殖施設」とも言えるパック内で守られているため、後から放出されてくる天敵は
    −作物上の餌(花粉、害虫他)不足
    −施設内の湿度低下
    −薬剤などの散布
    −摘葉・摘芯作業による天敵の施設外への持ち出し
    などの影響を受けにくく、安定した定着性を示します。
  • 吊り下げ用フックを枝などに吊るすだけなので、放飼作業が省力化されます。
  • パックからの放出が続いている時期であれば、害虫の発生状況に応じて移動も可能です。
  • 放飼後も増量剤(ふすま)はパック内に残り、放飼時に誤って鼻や口に入ることもありません。
  • 徐放性であり、天敵が作物上に広がり防除効果を発揮するまでには時間を要しますので、できるだけ害虫の発生前に、予防的に放飼(吊り下げ)を行ってください。
  • ミヤコカブリダニについて
    • 放飼回数:1週間間隔で3回放飼します。
    • 大きさ:
      成虫の体長・・・雌=約0.35mm、雄=約0.28mm、透明で背中にオレンジ色のX字模様。
    • 活動可能温度:12〜35℃
    • 最適温度・湿度:25〜32℃・60%以上、乾燥は避けてください。
    • 捕食範囲:ナミハダニ・カンザワハダニなどのテトラニカス属、ミカンハダニなどのパノニカス属
    • 産卵数:雌1頭あたり67卵
ミヤコカブリダニ
ハダニを捕食しているところ
登 録 内 容
作物名 適用病害虫 使用量 使用方法 使用時期
野菜類(施設栽培) ハダニ類 40〜120パック/10a(約2000〜6000頭/10a) 茎や枝等に吊り下げて放飼 発生初期
果樹類 ハダニ類 1〜5パック/樹(約50〜250頭/樹) 茎や枝等に吊り下げて放飼 発生初期
花き類・観葉植物(施設栽培) ハダニ類 40〜120パック/10a(約2000〜6000頭/10a) 茎や枝等に吊り下げて放飼 発生初期
豆類(種実)(施設栽培) ハダニ類 40〜120パック/10a(約2000〜6000頭/10a) 茎や枝等に吊り下げて放飼 発生初期
いも類(施設栽培) ハダニ類 40〜120パック/10a(約2000〜6000頭/10a) 茎や枝等に吊り下げて放飼 発生初期



設 置 方 法
  • 設置方法
    直射日光によるダメージを避けるため、パックは葉の陰や作物の北側に吊り下げてください。紙製のフックが濡れて破れる恐れがあるので、薬剤散布の際にはご注意ください。(必要に応じてホチキス等で補強)
  • パック内で守られているミヤコカブリダニは、
    • 作物上の餌(花粉、害虫他)不足
    • 施設内の温度低下
    • 薬剤などの散布
    • 摘葉・摘芯作業による天敵の施設外への持ち出し
    などの影響を受けにくく、放出後に高い定着性を示します。
  • スパイカルの分散イメージ
上手な使い方
  • パックにカブリダニ放出口が開いており、ここからカブリダニが出てきますので、パックは破らないでください。
  • パック上部のカブリダニ放出口付近を指で弾いて、放出口に引っかかっているふすまを下方に落としてください。このひと手間でパック内への浸水状況が違ってきます。
  • スパイカルプラスは徐放性製剤となっています。既存のボトル製剤と比較して作物への分散が遅い傾向にありますので、早めの放飼を心がけてください。
  • 摘葉で取り除いた葉などにミヤコカブリダニが残っていることがありますが、病害虫管理の面からもハウス外に捨てて構いません。但し、放飼後2週間以内に摘葉した場合は、除去した茎葉を株元に放置し、しばらく経ってから捨ててください。
  • 葉面散布剤の使用は可能ですが、機能性展着剤はなるべく使用しないことを薦めます。
おすすめの使い方
スパイカルの効果
使用上の注意
効果・薬害などの注意
  • 本剤はハダニ類を捕食する天敵であるミヤコカブリダニを含有するパック製剤です。
  • パック内でのミヤコカブリダニの生存日数は短いので、入手後速やかに使用し、使い切ってください。
  • パックは破らずに、作物の茎や枝等に直接またはできるだけ近接して吊り下げて放飼してください。
  • ハダニ類の密度が高まってからの放飼は十分な効果が得られないので、ハダニ類の発生初期に最初の放飼をしてください。
  • 放飼はできるだけ均一に行うことを原則とするが、ハダニ類の発生にむらがある場合には発生の多いところに重点的に放飼してください。
  • ミヤコカブリダニの活動に影響を及ぼすおそれがあるので、本剤の使用期間中に他剤を処理する場合は十分に注意してください。
  • 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
安全使用・保管上の注意
  • アレルギー体質の人は取扱いに十分注意してください。