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特長
■種類名:スピノサド水和剤
■有効成分:スピノサド・・・20.0%
■性状:類白色水和性粘稠懸濁液体
■毒性:普通物
■有効年限:5年
■包装:250mlx20本 ダンボール箱
■作用機構分類:IRAC 5[スピノサド]
  • 由来も作用も新しい
    スピノエースの殺虫成分は、土壌放線菌(Saccharopolyspora spinosa)が産生するスピノサドで、これまでにない作用機作の殺虫剤です。そのため、既存の薬剤抵抗性の発達したアザミウマ類にも卓効を示します。
     スピノエースの由来
  • 人畜や環境にやさしい
    人畜毒性は普通物、魚毒性はA類相当です。散布後は太陽光線や微生物によって水、炭酸ガス等に分解され、作物はもちろん人畜や周辺環境に対しても負荷の少ない薬剤です。
  • りん翅目とアザミウマ類の同時防除が可能です。
  • アザミウマ類は種類を選ばず高い効果を示します。
米国環境保護貢献賞受賞
スピノエースの成分自身と、その製造過程は環境への影響に充分な配慮がなされて開発された化学製品として、1999年に(米)環境保護局よりグリーンケミストリーとして認定され、栄えある賞に輝きました。
特別栽培農産物で使用可能
スピノエースの成分であるスピノサドは、化学合成農薬ではないため「特別栽培農産物のガイドライン」において、化学合成農薬の総使用回数にはカウントされません。しかし、それぞれの地方自治体が独自に定める農薬使用基準において、カウントすることが求められている場合もありますので、必ず使用計画を立てる際には関係機関に確認してください。また、使用に当たっては、製品ラベルの使用方法(登録作物、対象害虫、使用量、使用時期、使用回数等)を必ず遵守してください。
適用害虫および使用方法
作物名 適用病害虫 希釈倍数 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 散布液量 スピノサドを含む農薬の総使用回数
かんきつ ナミアゲハ 4000〜6000倍 散布 収穫7日前まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
アザミウマ類 4000〜6000倍 散布 収穫7日前まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
ミカンハモグリガ 4000〜6000倍 散布 収穫7日前まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
りんご ハマキムシ類 2000〜3000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
キンモンホソガ 2000〜3000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
モモシンクイガ 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
もも ミカンキイロアザミウマ 4000〜6000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
リンゴコカクモンハマキ 4000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
モモハモグリガ 2000〜6000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
シンクイムシ類 2000〜4000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
ネクタリン ミカンキイロアザミウマ 4000〜6000倍 散布 収穫3日前まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
リンゴコカクモンハマキ 4000倍 散布 収穫3日前まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
モモハモグリガ 2000〜6000倍 散布 収穫3日前まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
シンクイムシ類 2000〜4000倍 散布 収穫3日前まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
すもも スモモヒメシンクイ 4000倍 散布 収穫3日前まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
さんしょう(果実) アザミウマ類 5000倍 散布 収穫3日前まで 1回 200〜700L/10a 1回
ヨモギエダシャク 4000倍 散布 摘採7日前まで 2回以内 200〜400L/10a 2回以内
チャノキイロアザミウマ 2000〜4000倍 散布 摘採7日前まで 2回以内 200〜400L/10a 2回以内
チャノコカクモンハマキ 2000〜4000倍 散布 摘採7日前まで 2回以内 200〜400L/10a 2回以内
チャハマキ 4000倍 散布 摘採7日前まで 2回以内 200〜400L/10a 2回以内
チャノホソガ 2000〜4000倍 散布 摘採7日前まで 2回以内 200〜400L/10a 2回以内
ミカンハモグリガ
ミカンハモグリガ被害
チャノキイロアザミウマ被害
チャノキイロアザミウマ
上手な使い方
  • 本剤は植物体上での移行性はありません。対象害虫に対してはラベルに従い所定濃度に希釈液を調製し、害虫発生初期に散布むらのないように十分量を散布してください。
  • 抵抗性回避のため、アザミウマ類への連続散布は避け、ラベルの使用回数内であっても、必要があれば作用機作の違う剤とのローテーションを病害虫防除指導関係機関とご相談ください。
  • 本剤をご使用になる直前に、容器を軽く上下に5〜10回程度反転させ、薬剤を均一な状態にしてから所定量を取り出してください。激しく振ると計量しづらくなる場合があります。泡立ちにより計量しづらくなった場合は、重量にて計量ができます(本剤の比重は約1.0ですので、1mlと1g中に含まれる有効成分の量にほとんど差はありません。)。
  • 混用事例集(ダウ・ケミカル日本(株)へのリンク)
試験成績



薬剤名 被害部位 被害果実(%) 被害度
スピノエース
フロアブル
6000倍
果梗部
7.8 
2.0
果頂部前期
18.9 
3.1
果頂部後期

 1.1
0.2
Cフロアブル
4000倍
果梗部
14.4 
2.4
果頂部前期
20.0 
3.3
果頂部後期

 1.1
0.2
無処理 果梗部
71.1 
32.0
果頂部前期
71.1 
22.6
果頂部後期
31.1 
5.2
使用上の注意
効果・薬害などの注意
  • 本剤は懸濁性液体なので、使用の際は容器をよく振って均一な状態にしてから所定量を取り出してください。なお希釈する場合は、所定量の水に加えてから十分撹拌してください。
  • 散布量は対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせて調節してください。
  • 本剤は、植物体上での浸透移行性がないため、葉裏にもよくかかるように散布してください。
  • 蚕に対して長期間毒性があるので、散布された薬剤が飛散し、付近の桑に付着する恐れがある場所では使用しないでください。
  • ミツバチに対して影響があるので、以下の事に注意してください。
    • ミツバチの巣箱及びその周辺にかからないようにしてください。
    • 受粉促進を目的としてミツバチなどを放飼中の施設や果樹園等では、使用を避けてください。
    • 養蜂が行われている地域では周辺への飛散に注意するなど、ミツバチの危害防止に努めてください。
  • 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使い切ってください。散布器具及び容器の洗浄水は河川などに流さないでください。また、空容器などは水産動植物に影響を与えないように適切に処理してください。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所など関係機関の指導を受けてください。
  • 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所など関係機関の指導を受けてください。
安全使用上の注意
  • 本剤は眼に対して弱い刺激性があるので眼に入らないように注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗してください。
  • 保管
    直射日光を避け、なるべく低温な場所に密栓して保管してください。
製造・販売:ダウ・ケミカル日本(株)