- 病害虫の発生初期が防除適期です。
目に見えにくハダニ、アブラムシやうどん粉病は、発生初期の防除が大切です。
- 葉裏まで丁寧に散布します。
本剤は病害虫の体表面に付着することで効果を発揮します。ムラなく散布してください。
- 害虫防除は連続散布が有効です。
多発時には害虫の移動も盛んです。1回散布よりも数日間隔の連続散布が有効です。
- 初めての場合は小規模で使用します。
初めて使用する作物(品種)では、事前に薬害の有無を十分に確認して使用ください。また、いちご以外の作物に使用する場合、他剤との混用はさけてください。
- 本剤は物理的に作用する剤であり、散布液が直接病害虫にかからないと効果が発揮されません。病害虫にムラなくかかるよう、葉の表裏へ丁寧に十分散布しましょう。
- 1週間間隔で希釈液を2〜3回連用すると効果的です。多発時は散布間隔を短縮することをおすすめします。
- 拡展性に優れるため、展着剤を加用する必要はありません(他剤との混用時も加用の必要はありません)。また、機能性展着剤の加用により、薬害を生ずることがありますので、加用しないよう注意してください。
- ストロビルリン系の殺菌剤(アゾキシストロビン剤、クレソキシムメチル剤)及びTPN剤とその混合剤との混用散布及び近接散布により薬害を生じる場合がありますので、混用及び近接散布は避けてください。ストロビルリン系殺菌剤を散布した後は、2週間以上間隔をあけて本剤を散布してください。
- アセタミプリド剤、トリフルミゾール剤、ベノミル剤、キャプタン剤との混用も薬害を生じるおそれがあるので使用しないで下さい。
- 葉面散布肥料との混用により薬害を生ずる場合がありますので、混用はさけてください。
- いちごで使用する場合、完熟状態での使用は品種により果実が黒ずむ場合があるので、完熟となる前までに散布してください。完熟の果実を収穫する際は、それらの果実を全て収穫した後に散布することをおすすめします。
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