TOPICS>2002年8月

住友化、国際競争に備え

--- 武田の農薬事業買収を発表、三井化合わせ世界7位 ---
日本経済新聞・・・2002/08/01
住友化学と武田薬品工業は31日、住化が武田の農薬事業を買収することで基本合意したと正式発表した。買収で住化は、来年経営統合する予定の三井化学に加え武田の農薬事業を傘下に収める。国内市場では首位のスイス・シンジェンタと並ぶ15%程度のシェアを確保し、世界でも7位になる見通しだ。
両社は11月共同出資で住化武田農薬(東京・中央)を設立し、武田の事業を移管。5年後をメドに住化本体と統合する方針。新会社の資本金は100億円で住化が60%、武田が40%出資する。買収の総費用は明らかにしていない。
初年度の売上高見通しは360億円。280人の従業員は武田から出向するが、5年後に希望者全員が住化に転籍する。
同日、都内で住友化学の 米倉弘昌 社長と、武田薬品工業の武田国男社長が記者会見した。米倉社長は「武田の開発力と販売力を武器に国内基盤を固め、世界の農薬大手との競争に備える」と買収の狙いを説明した。
武田社長は住化への事業譲渡について「国際競争を考えると今の農薬事業の規模で生き残るのは難しい。研究開発力と国際展開力を重視して譲渡先を選んだ結果、住化がベストだった」と述べた。