農薬情報>殺虫剤>ウララDF

上手な使い方

メロン/アブラムシ類

被害 生態
ワタアブラムシ
Aphis gossypii
常発する。通常は巻葉することはないが、新葉に寄生すると葉が多少萎縮する。 葉裏や葉柄に群生、吸汁加害する。ナス科、ウリ科、マメ科等の多くの植物に寄生する。植物ウイルスの媒介者としても重要である。体色は暗緑色から緑色で、黄色の個体もある。触角は体長よりも短い。増殖速度が早く、数日毎に密度が倍増する。
特徴
  • ウララDFは浸透移行性に優れ、新葉に移行して効果を示すため、生育期間中の防除で高い効果があります。
  • 残効性が長いため長期間アブラムシの発生を抑えることができます。
  • 天敵、ミツバチに影響が無く、IPMに適しています。
  • 新規系統の殺虫剤です。薬剤抵抗性ワタアブラムシの防除にも有効です。
試験成績
【試験方法】
品種 アールスナイト夏系2号(4月13日定植)
試験区 1区5.6m²、2連制
展着剤 ミックスパワー3000倍加用
散布 6月23日、400g/10a
調査 散布前日、3日、9日、16日後
調査方法 各区10株をマークし、無翅虫数を調査
(H12年 鳥取県園芸試験場)