農薬情報>殺虫殺菌剤>水稲箱処理剤


特長
■種類名:イミダクロプリド・チアジニル粒剤
■有効成分
:チアジニル・・・12.0%
:イミダクロプリド・・・2.0%
■性状:類白色細粒
■人畜毒性(製剤):普通物
急性毒性(製剤)
急性経口毒性(ラット雄・雌) LD50>2,000mg/kg
急性経皮毒性(ラット雄・雌) LD50>2,000mg/kg
刺激性(製剤)
眼刺激性:刺激性あり(中度)
皮膚刺激性:なし
皮膚感作性:なし
コイ
LD50(48時間)77mg/L
LD50(96時間)71mg/L
ミジンコ
EC50(24時間)26.4mg/L
EC50(48時間)5.1mg/L
藻類
EbC50(0〜72時間)23mg/L
ErC50(24〜48時間)26mg/L
ErC50(24〜72時間)28mg/L
■有効年限:4年
■包装:1kg×12袋
■作用機構分類
IRAC 4A[イミダクロプリド]
FRAC P3(P3)[チアジニル]
  • 新規いもち防除剤ブイゲットと水稲主要害虫に高い防除効果を示すアドマイヤーを混合した水稲育苗箱専用総合防除剤です。
  • ブイゲットは、いもち病菌に対し直接的な抗菌力は全く示しませんが、稲が本来持っている病害防御機能を高めることにより、いもち病菌の稲体内での菌糸の伸展を強く阻害するという、ユニークな作用性を有しています。
  • ブイゲットは浸透移行性に優れ、根部から稲体へ速やかに吸収移行されることから、箱処理により長期間にわたり高い防除効果が持続します。
  • アドマイヤーは高い殺虫効果を示すとともに、幅広い殺虫スペクトルと効果持続性に優れた殺虫剤です。また、ウンカ類、ツマグロヨコバイにも長期間効果を示します。
適用及び使用方法
作物名 適用病害虫名 使用量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法
稲(箱育苗) いもち病、イネミズゾウムシ、イネドロオイムシ、ツマグロヨコバイ、ウンカ類、イネヒメハモグリバエ、イネアザミウマ、白葉枯病、もみ枯細菌病 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り50g 移植2日前〜移植当日 1回 育苗箱中の苗の上から均一に散布する
内穎褐変病 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り50g 移植当日
イミダクロプリドを含む農薬の総使用回数 チアジニルを含む農薬の総使用回数
3回以内(移植時までの処理は1回以内、本田での散布は2回以内) 3回以内(育苗箱散布及び側条施用は合計1回以内、本田での散布は2回以内)
試験成績
葉いもち防除効果
残効性(当日処理)
移植深度の影響(当日処理)
土壌種の影響(当日処理)
殺虫効果
作用機構
【病害防御機能増強効果】

いもち病菌に感染を受けた細胞から隣接細胞への菌糸の伸展を強く阻止
ブイゲットの有効成分チアジニルはいもち病菌に対して直接抗菌力はありません。しかし、チアジニルを稲に処理すると、いもち病菌の感染を非常に高く抑制します。その理由は本剤を吸収した稲は抵抗力が増加し、侵入したいもち病菌を細胞内に封じ込め、感染を受けた細胞から隣接細胞への菌糸の伸展を強く阻止するからです。稲の病害防御機能が高まり、いもち病にかかりにくくなることで、いもち病菌の病斑の形成、蔓延を防ぎます。

いもち病菌に感染を受けた細胞から隣接細胞への菌糸の伸展
(供試菌株 イネいもち病菌 Magnaporthe grisea 中65-367 レース103)
隣接細胞へ伸展した侵入菌糸
羅病性品種(愛知旭) 進展型病斑
羅病性品種(愛知旭)+
ブイゲット処理
無病斑
抵抗性品種(フクニシキ) 無病斑
ap:付着器、hy:侵入菌糸
使用上の注意事項
つゆを落とす
散布(1箱当り50g)
払い落とす
散水
効果・薬害などの注意
  • 育苗箱の上から均一に散布し、葉に付着した薬剤を払い落とし、軽く散水して田植機で移植する。
  • イネ葉が濡れている場合には、散布前に葉に付いている露を払い落としてから薬剤を散布する。
  • 軟弱徒長苗、むれ苗または苗の生育が不良な場合には、薬害を生じる恐れがあるので注意する。
  • 誤って過剰に使用したり、本剤使用後3日以上移植せずに育苗箱中におくと葉枯れなどの薬害を生じることもあるので、所定の使用量、使用時期、使用方法を厳守する。
  • 本田の整地が不均整な場合は、薬害を生じる恐れがあるので、代かきはていねいに行い、移植後に田面が露出しないよう注意する。
  • きく等の他作物に影響を及ぼす場合があるので、 薬剤が育苗箱からこぼれ落ちないように散布する。
  • 使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法等を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
安全使用・保管上の注意
  • 取扱いには十分注意する。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせる。使用中に身体に異常を感じた場合には、直ちに医師の手当を受ける。
  • 眼に対して弱い刺激性があるので、眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受ける。
  • 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用する。
    作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換する。
  • 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯する。
  • かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意する。
  • 水産動物に影響を及ぼすので、本剤を使用した苗は、養魚田への移植はさける。
製造:日本農薬(株)
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