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効果・薬害などの注意 |
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- すぎ、ひのきの下刈代行として使用し、その他の作物(果樹など)には使用しない。(薬害)
- ススキ、ササ類、メヒシバ等イネ科の難草の優占する地帯では使用しない。(効果)
- 落葉かん木に使用する場合、樹高1〜1.5m以下の時期に使用する。ムラサキシキブ、リョウブ、クロモジや大きな切株からの太い萌芽及び常緑かん木の優占する所では使用はさける。(効果)
- 対象雑草木の葉が十分展開した後に茎葉全面に均一に散布する。散布が遅れると効果が不十分となるので使用時期を失しないように注意する。(効果)
- 使用量は、雑草木の繁茂の程度に応じて適宜増減する。(効果)
- 雑草木の群生している場所に局所施用する場合は散布面積の割合に応じて使用量を減ずる。(効果)
- 散布後の降雨は効果を減ずるので、天候を見定めてから散布する。
- 風の強い日には、散布地以外に飛散したり、一旦付着した薬剤が対象雑草木の葉面から落ちて効果が減ずることがあるので、散布をさける。(効果・薬害)
- 果樹など他の農作物にかからないよう十分注意する。(薬害)
- 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにする。
- 公園、提とう等で使用する場合、特に以下のことに注意する。
- 激しい降雨の予想される場合は使用をさける。(効果)
- 有用植物に薬害が生じないよう、飛散や流出に十分注意して散布する。(薬害)
- 水源池、養魚池等に本剤が飛散、流入しないように十分注意する。
- 散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さず、容器、空袋等は、環境に影響を与えないように適切に処理する。
- 使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、林業技術者の指導を受けることが望ましい。
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安全使用・保管上の注意 |
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- 本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意する。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受ける。
- 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用する。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに洗眼する。
- 皮ふに付着しないように注意。皮ふに付いた場合は直ちに石けんでよく洗い落とす。
- 公園、堤とう等で使用する際には、小児や散布に関係のないものが作業現場に近づかないよう配慮するとともに居住者、通行人、家畜等に被害を及ぼさないよう注意を払う。また散布後にあっても、少なくともその当日は散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立札を立てるなど配慮する。
- 直接皮ふに触れると人によりかぶれを生じるおそれがあるので、皮ふに付着しないように注意する。特に本剤を直接素手で触れることはさける。
- 散布薬剤の飛散によって自動車やカラートタンの塗装等へ影響を与えないよう散布地域の選定に注意する。散布区域内の諸物件に十分留意する。
- 空中散布では、ヘリコプター用微粒剤散布装置により散布する。養魚田、養魚池などに飛散、流入しないよう十分注意する。
- 使用残りの薬剤は必ず安全な場所に保管する。
- 保管
密封し、直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼・乾燥した所。種子、苗、肥料および他の農薬などと隔離する。
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