農薬情報>殺虫剤>性フェロモン剤

特長
種類名 リトルア剤
有効成分 リトルアA・・・4.55mg/1個
リトルアB・・・0.45mg/1個
性状 赤褐色中空円筒様弾性物質
毒性 普通物
安全性 製品安全データシート住友化学(株)へのリンク)
有効年限 3年
包装 1個x2x4
ハスモンヨトウの雌成虫が放出する性フェロモンを製剤化した製品です。本剤はハスモンヨトウの雄成虫を大量に誘引しますので、トラップとの併用により雄成虫を捕殺し、受精卵数と次世代幼虫を減少させることが可能となります。
  • ハスモンヨトウのオス成虫を広域的に大量に誘殺するので・・・
    • 次世代幼虫の発生密度が低下します。
    • 薬剤の散布回数を減らせます。
    • 薬剤による適期防除ができます。
  • 設置作業が簡単で労力がかかりません。
  • ハスモンヨトウのメス成虫が出す性フェロモンを基に製剤化したものです。
    • 天敵など他の生物にはほとんど影響しません。
    • 薬剤抵抗性が発現する心配はありません。
  • 経済的です。
フェロディンSL+ファネルトラップ
ファネルトラップ取付状況

フェロディンSLの製品ページへ
(製造・販売元 住友化学(株)へのリンク)

適用害虫及び使用方法
作物名 適用病害虫 使用量 使用方法 使用時期 適用場所 使用目的 適用地帯
あぶらな科野菜 ハスモンヨトウ
雄成虫
2〜4個/ha 本剤をトラップ1台当り1個を取付けて配置する。
取付けた薬剤は1.5〜2ヶ月間隔で更新する。
成虫発生初期から発生終期まで ハスモンヨトウ加害作物栽培地帯 誘引 設定なし
なす科野菜
いちご
にんじん
れんこん
ねぎ類
レタス
豆類
いも類
まめ科牧草等
たばこ

フェロディンSLの製品ちらし (住友化学(株)へのリンク)
フェロディンSLの技術資料

ハスモンヨトウのステージ
若齢幼虫
老齢幼虫
成虫
使用方法
  1. 広範囲に使用する。
    防除対象地域はハスモンヨトウ加害作物栽培圃場を含むできるだけ広域な地域(10ha以上)とし、生産団地を中心に共同で使用することが望まれます。また、毎年繰り返し使用することが効率的防除につながります。
  2. 早い時期から使用する。
    被害を軽減するためには、成虫の密度が低い発生の初期(4〜5月)から終期まで連続的に使用する必要があります。
  3. トラップの使用量
    標準設置料は1ha当たりトラップが2〜4台ですが、対象地域の条件によって増減します。
    圃場の周辺部に50〜100mの間隔で設置します。(本剤の誘引範囲は半径60m前後です。)
  4. 設置方法
    トラップは風通しのよい場所に、地上1〜1.5mの高さ(作物より高い位置)に固定します。なお、本剤は2ヶ月経つと誘引効果が低下しますので、新しいものと交換する必要があります。
  5. 効果の評価
    本剤によるハスモンヨトウの防除は薬剤防除と違って速効的ではありません。各種の手段を上手に組合わせて総合的に防除することが肝要です。
  6. 施設栽培での使用方法
    夜間サイドが開放されている時は、ハウス外の周辺に50〜100mの間隔で設置して下さい。
    夜間サイドが閉じられている時は、ハウス内の中央に設置して下さい。
  7. 管理
    トラップ設置中はハスモンヨトウ発生密度に応じて巡回し、トラップが捕殺された成虫でいっぱいになる前に処理してください。
  8. 貯蔵
    直射日光を避け、なるべく低温な場所に保管してください。
  9. 適用害虫の範囲と使用法
    適用場所 ハスモンヨトウ加害作物栽培地帯
    適用作物 いも類、まめ類、あぶらな科野菜、なす科野菜、レタス、れんこん、にんじん、ねぎ類、いちご、たばこ、まめ科牧草など
    使用目的 誘引
    使用時期および使用量使用方法 成虫発生初期から発生終期まで。
    1ha当たり2〜4個本剤をトラップ1台に1個取り付けて配置する。
    取り付けた薬剤は、1.5〜2ヶ月間隔で更新する。
使用上の注意事項
効果・薬害などの注意
  • 本剤はハスモンヨトウ雄成虫を連続的に誘引するので、トラップとの併用により雄成虫を誘殺し、産卵を減少させることを目的とします。 産卵への影響はハスモンヨトウ成虫の密度が低いほど大きいので、被害を軽減するためには成虫発生初期(4〜5月)から連続的に使用する必要があります。短期間あるいは成虫密度が高まってからの使用では効果は期待できません。
  • 本剤は広い地域におけるハスモンヨトウの密度低下を目的とするので、防除対象地域はハスモンヨトウ加害作物圃場だけでなく、それらを含むできるだけ広範な地域とし、生産団地などを中心に、共同で毎年繰り返し使用することが望ましいです。おおよそ、10ヘクタール以下の面積では効果は期待できません。
  • 本剤で誘引した雄成虫はトラップで捕殺します。本剤を取付けたトラップは、樹木や建物等から離れた風通しの良い場所に、地上1〜1.5mの高さ(圃場内では作物より高い位置)に固定します。
  • トラップ設置中は発生密度に応じて適宣巡回し、トラップが誘殺された蛾でいっぱいになる前に処理を行います。
  • 本剤は1.5〜2ヵ月たつと誘引効果が低下してくるので新しいものと交換してください。(古くなったものをそのままにして新しいものを追加してもよいです。)
  • 使用済みの本剤は、ポリエチレン袋等に入れて密封した上、土中にうめるなど、ハスモンヨトウに影響のない方法で処理してください。
  • アルミ箱を開封して放置すると薬剤が揮散して効果が低下してしまうので、必ず使用直前に必要個数だけ開封してください。
  • トラップは防除対象地域に1ヘクタール当り2〜4台の割合で設置することを標準としますが、対象地域の条件によって適宜増減します。
  • 周辺地域からの飛来が予想される場合は防除対象地域内周辺のトラップ数を密にします。
  • 本剤の使用にあたっては、使用量、使用時期、使用方法等を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指揮を受けることが望ましいです。
安全使用・保管上の注意
  • 直射日光をさけ、なるべく低温の場所に保管してください。
製造:住友化学(株)