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被害 |
生態 |
モモアカアブラムシ
Myzus persicae |
新葉に寄生して巻縮させる。 |
寒地ではモモで卵越冬するが、暖地では主に中間寄主植物で成虫、幼虫で越冬する。体色は、黄色、黄緑色、赤褐色と変化が多い。ウイルスの媒介者としても重要。 |
ワタアブラムシ
Aphis gossypii |
新葉では葉が多少萎縮する。成葉では巻かない。 |
葉裏や巻柄に群生、吸汁加害し、時に花や果実にも寄生する。寄主植物は多数。植物ウイルスの媒介者としても重要。体色は暗緑色から緑色で、黄色の個体もある。触角は体長よりも短い。 |
ジャガイモヒゲナガアブラムシ
Aulacorthum solani |
小さなコロニーを葉裏に形成する、寄生部位は退色黄変する。 |
野菜、野草で越冬し、春、秋に多発する。多くの植物でウイルスの媒介者として重要。体色は黄緑色ないし淡緑色で、光沢がある。広食性でジャガイモの他にトマト、ダイズ等に寄生する。 |
チューリップヒゲナガアブラムシ
Macrosiphum euphorbiae |
吸汁加害、ウイルス病 |
きわめて広食性。高冷地では卵で越冬する。暖地ではヨモギなど野草にも寄生して胎生雌虫で幼虫態で越冬する。ウイルス病の媒介者としても重要。体色は黄緑色〜緑色で光沢はない。 |