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巻葉 |
生態 |
モモアカアブラムシ
Myzus persicae |
幹母の寄生により葉は縦に巻縮して赤白色に奇形化、後に褐変して落葉する。 |
寒地ではモモで越冬し、暖地では主に中間寄主植物で越冬する。体色は白色、黄色、黄緑色、赤褐色。ダイコン、ハクサイ等が中間寄主となるが、果樹、野菜の多くの作物に寄生することから重要害虫となっている。 |
オカボノアカアブラムシ
Rhopalosiphum rufiabdominalis |
葉裏を内側に巻縮する。 |
ウメ、モモ、サクラの寄主作物上で幹母から2〜3世代が寄生した後、中間寄主植物オカボなどの根に移住する。体色は赤褐色〜暗褐色で白粉状のロウ物質で覆われる。 |
モモコフキアブラムシ
Hyalopterus pruni |
葉脈に沿い寄生し多発すると縦に巻葉する。 |
主に4月上旬から6月中旬までウメ、モモ、スモモ等に発生する。中間寄主植物であるイネ科植物に移住、増殖後、10月ごろに主寄主植物に戻る。体色は黄緑色で白粉状ロウ物質分泌する。 |