農薬情報>殺菌剤


特長
種類名 フルアジナム水和剤
有効成分 フルアジナム・・・39.5%(50% W/J)
性状 淡黄色水和性粘稠懸濁液体
毒性 普通物
安全性 製品安全データシート石原バイオサイエンス(株)へのリンク)
有効年限 3年
包装 500mlx20本
作用機構分類 FRAC 29(C5)[フルアジナム]
  1. 広範の病害に卓効
    りんご斑点落葉病・黒星病、かんきつそうか病、灰色かび病、なし黒斑病・黒星病・輪紋病、もも灰星病、ぶどう灰色かび病・枝膨病・晩腐病・黒とう病・べと病、かき落葉病・灰色かび病などの果樹の主要病害に優れた効果を示します。
  2. なしの白紋羽病に優れた効果を示します。
  3. 耐性菌にも有効
    すでに発生している灰色かび病、斑点落葉病等の耐性菌に感受性菌と同様に高い効果があります。
  4. 残効性・耐雨性にすぐれ、高い予防効果
    植物体内への浸透移行性は少なく治療効果は認められませんが、残効性、耐雨性にすぐれ、高い予防効果があります。また、フロアブル化することにより、付着性が高まり、より高い効果が得られます。
  5. 植物病原菌の各感染過程を阻害
    胞子発芽、侵入器官形成、胞子形成などの各感染過程を阻害します。
  6. ハダニの密度抑制効果
    かんきつのミカンハダニに対しては高い殺ダニ効果が認められます。
  7. 難防除病害である、なし、ぶどう、びわ及びりんごの白紋羽病に対して高い効果と優れた残効性が認められます。
  8. 有用昆虫および天敵にはほとんど影響がありません。
  9. 人畜、環境などに対する安全性
    人畜毒性は普通物です。

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(販売元 石原バイオサイエンス(株)へのリンク)

上手な使い方
樹の周囲を半径1m・深さ約15cm程度または主幹が露出する程度掘り上げる。
腐敗した根は切り取り、白紋羽病に感染している部分は削り取る。
薬液で主根を洗い流すように潅注する。

潅注しながら埋め戻す
埋め戻す土と薬剤がよく混ざるようにしながら埋め戻す。
最後に土で覆い、作業完了。
フロンサイドSC効果
地上部
徒長枝の伸長良好、緑葉の繁茂、樹勢の回復
徒長枝の伸長不良、早期落葉、樹勢の衰退
地下部
根に菌糸は見当たらない、細根が多数再生している
根に菌糸が付着、根の一部が腐敗
適用作物及び使用方法
作物名 適用病害虫名 希釈倍数 10アール当り使用液量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 フルアジナムを含む農薬の総使用回数
りんご 斑点落葉病 2000〜2500倍 200〜700L 収穫45日前まで 1回 散布 2回以内(散布は1回以内、土壌灌注は1回以内)
黒星病
すす点病
すす斑病
褐斑病
輪紋病 2000倍
モニリア病
白紋羽病 500倍 50〜100L/樹 1回 土壌灌注
紫紋羽病 1000倍 100〜200L/樹
なし 黒斑病 2000〜2500倍 200〜700L 収穫30日前まで 1回 散布
黒星病
輪紋病 2000倍
白紋羽病 500倍 50〜100L/樹 1回 土壌灌注
1000倍 100〜200L/樹
もも 灰星病 2000倍 200〜700L 収穫7日前まで 1回 散布
ホモプシス腐敗病
白紋羽病 500倍 50〜100L/樹 収穫30日前まで 1回 土壌灌注
1000倍 100〜200L/樹
うめ 黒星病 2000倍 200〜700L 発芽期まで、但し、収穫60日前まで 1回 散布
灰色かび病
白紋羽病 500倍 50〜100L/樹 収穫後から開花前まで、但し、収穫60日前まで 1回 土壌灌注
ぶどう 晩腐病 2000倍 200〜700L 開花直前〜落弁期、但し、収穫60日前まで 1回 散布
黒とう病
べと病
灰色かび病
枝膨病
白紋羽病 500倍 50〜100L/樹 収穫21日前まで 1回 土壌灌注
1000倍 100〜200L/樹
びわ 灰斑病 2000倍 200〜700L 収穫7日前まで 1回 散布
白紋羽病 500倍 50〜100L/樹 収穫後から開花前まで 1回 土壌灌注
1000倍 100〜200L/樹
キウイフルーツ 500倍 100L/樹 収穫30日前まで 1回
灰色かび病 2000倍 200〜700L 1回 散布
果実軟腐病
かんきつ そうか病 2000〜2500倍 1回 散布 1回
灰色かび病
黒点病 2000倍
ミカンハダニ
ミカンサビダニ
チャノホコリダニ
かき 落葉病 収穫45日前まで
黒星落葉病
炭疽病
灰色かび病
ネクタリン 白紋羽病 1000倍 100〜200L/樹 収穫30日前まで 土壌灌注
500倍 50〜100L/樹
おうとう 500倍
いちじく
ブルーベリー 収穫21日前まで
小粒核果類(うめを除く) 収穫後から開花前まで、但し、収穫60日前まで
りんご(苗木) 白紋羽病 植付時 1回 20分間苗木浸漬 2回以内(苗木浸漬は1回以内、土壌灌注は1回以内)
紫紋羽病 25〜50L/樹 植付後、但し、収穫開始1年前まで 1回 土壌灌注
キウイフルーツ(苗木) 白紋羽病 植付時 1回 1時間苗木浸漬 1回
小麦 紅色雪腐病 1000倍 60〜150L 根雪前 2回以内 散布 3回以内(は種前は1回以内、は種後は2回以内)
雪腐大粒菌核病
なまぐさ黒穂病
雪腐小粒菌核病 1000〜2000倍
250倍 25L
ばれいしょ 疫病 500倍 収穫7日前まで 4回以内 6回以内(種いも浸漬は1回以内、植付前の土壌混和及び植付時の植溝散布は合計1回以内、植付後の散布は4回以内)
疫病 1000〜2000倍 100〜300L
菌核病
夏疫病 2000倍
そうか病 100倍 植付前 1回 種いも瞬間浸漬
やまのいも 葉渋病 2000倍 100〜300L 収穫7日前まで 4回以内 散布 5回以内(植付前の土壌混和は1回以内、植付後の散布は4回以内)
ごぼう 黒条病 1000倍 収穫21日前まで 3回以内 3回以内
食用ゆり 葉枯病 収穫14日前まで 6回以内 8回以内(球根瞬間浸漬は2回以内、散布は6回以内)
鱗茎さび症 50倍 植付前 2回以内 球根瞬間浸漬
あずき 炭疽病 1000〜2000倍 100〜300L 収穫21日前まで 3回以内 散布 3回以内
灰色かび病
菌核病 1000倍
いんげんまめ 炭疽病 1000〜2000倍 収穫7日前まで
灰色かび病
菌核病 1000倍
べにばないんげん 灰色かび病 収穫14日前まで
たまねぎ 乾腐病 50倍 定植直前 1回 5分間苗根部浸漬 7回以内(全面土壌混和は1回以内、苗根部浸漬は1回以内、散布は5回以内)
灰色腐敗病 1000〜2000倍 100〜300L 収穫3日前まで 5回以内 散布
べと病
灰色かび病
灰色かび病 250〜500倍 25L
白色疫病 1000倍 100〜300L
てんさい 褐斑病 1000倍 収穫30日前まで 4回以内 散布 5回以内(は種前の土壌混和及び苗床灌注は合計1回以内、株元散布及び散布は4回以内)
根腐病 1000〜2000倍 株元散布
黒根病 1000倍
100倍 3L/m² 移植前 1回 苗床土壌灌注
いちご 炭疽病 1000倍 50mL/株 育苗期 1回 灌注 1回
アスパラガス(露地栽培) 茎枯病 2000倍 100〜300L 収穫終了後、但し、秋期まで 5回以内 散布 5回以内
斑点病
炭疽病 200〜400L 摘採14日前まで 1回 1回
輪斑病
新梢枯死症(輪斑病菌による)
もち病
網もち病
灰色かび病
褐色円星病
チャノホコリダニ
ゆり 茎腐症(リゾープス菌による) 500倍 3L/m²² 定植後 2回以内 土壌灌注 3回以内
うるし 白紋羽病 20〜50L/樹 発病前 1回 1回
はくさい 根こぶ病 500mL 100〜200L 定植前 1回 全面散布土壌混和 2回以内(土壌混和は1回以内、土壌散布は1回以内)
尻腐病 1回 全面土壌散布
軟腐病
キャベツ 苗立枯病(リゾクトニア菌) は種又は定植前 2回以内(苗床では1回以内、本圃では1回以内) 全面散布土壌混和 3回以内(苗床では1回以内、本圃での土壌混和は1回以内、土壌散布は1回以内)
菌核病
根こぶ病
苗立枯病(リゾクトニア菌) 定植前 1回 全面土壌散布
菌核病
株腐病 150〜200L
ブロッコリー 根こぶ病 100〜200L 全面散布土壌混和 1回
カリフラワー
かぶ は種前
だいこん 亀裂褐変症(リゾクトニア菌)
レタス ビッグベイン病 定植前 1回 2回以内(土壌混和は1回以内、土壌散布は1回以内)
すそ枯病
非結球レタス すそ枯病 1回 全面土壌散布
軟腐病
ばれいしょ 粉状そうか病 400〜600mL 植付前 1回 全面散布土壌混和 6回以内(種いも浸漬は1回以内、植付前の土壌混和及び植付時の植溝散布は合計1回以内、植付後の散布は4回以内)
粉状そうか病 200mL 20L 植付時 植溝散布
そうか病
かんしょ 基腐病 500mL 200L 植付前 全面散布土壌混和 1回
やまのいも 褐色腐敗病 500mL 100〜200L 5回以内(植付前の土壌混和は1回以内、植付後の散布は4回以内)
小麦 縞萎縮病 600mL 100L は種前 3回以内(は種前は1回以内、は種後は2回以内)
なまぐさ黒穂病 500mL
チューリップ 微斑モザイク病 100〜200L 植付前 7回以内
条斑病

混用事例日本曹達(株)へのリンク)
フロンサイドSCのちらし (日本曹達(株)へのリンク)
キャベツの病害虫防除

使用上の注意事項
効果・薬害などの注意
  1. 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
  2. 使用直前に容器をよく振ってください。
  3. 本剤は保護効果主体の薬剤であり、病原菌に感染した後の散布では効果が不十分な場合があるので散布時期に注意してください。
  4. かんきつに使用する場合は、次の事項に注意してください。
    • レモンには薬害を生じるので使用をさけてください。
    • 病害とミカンハダニの同時防除に使用する場合、かけ残しのないようにていねいに散布してください。
  5. なしに使用する場合、 幸水等の赤なしの幼木や樹勢の劣る樹では、新葉に薬害が発生するおそれがあるので注意してください。
  6. ぶどうに使用する場合、葉や果実に薬害が発生するおそれがあるので、使用時期を厳守してください。なお、ネオマスカットは特に薬害を生じやすいので使用をさけてください。
  7. いちごに使用する場合、新葉に薬害を生じるおそれがあるので注意してください。
  8. 本剤と他剤との混用は、薬害を生じやすいので注意してください。特に、なし、ぶどう、ももおよびうめでは十分注意してください。なお、うめについては発芽期までの使用に留めてください。
  9. きゅうり、レタス等には薬害を生じるおそれがあるので、周辺にそれらの作物がある場合にはかからないように注意してください。
  10. 白紋羽病、紫紋羽病対象に本剤を使用する場合
    • 樹幹から半径1m程度の範囲を掘り上げて根部を露出させ、病根を除去した後、所定濃度の薬液を灌注し埋め戻すか、半径1m程度の範囲に土壌灌注機を用いて所定量の薬液を灌注してください。ただし、土壌灌注機による灌注は予防的使用か軽症樹に限って行ってください。
    • 苗木に使用する場合、植付時に所定量の薬液を灌注しながら掘り上げた土を埋め戻すか、植付後に土壌灌注機を用いて所定量を注入してください。
    • 樹の大きさにより灌注水量を調節してください。また、灌注水量を厳守し、灌注水量が100L以上必要な場合、1,000倍で使用してください。
    • 10ア−ル当たりの処理本数が多い場合には、150本を超えないように適用の範囲内で使用してください。
  11. 全面散布土壌混和で使用する場合、所定量の薬量を均一に散布し、土壌と十分混和してください。降雨直後の処理は、混和ムラの原因となるのでさけてください。
  12. 根こぶ病対象に本剤を多量に使用すると初期生育が抑制される場合があるので、適用薬量の範囲で使用してください。
  13. 全面土壌散布で使用する場合は、畦立て作業後に所定量の薬量を均一に散布してください。
  14. キャベツ、はくさい、レタスおよび非結球レタスの全面土壌散布では、初期生育の遅延を生じることがありますが、その後回復し、作物の生育、収量に影響はありません。(定植後の多雨または、過度の灌水条件で発生しやすい)
  15. だいこんに使用する場合は、初期生育の遅延を生じることがありますが、その後の生育には影響しません。
  16. 小麦、ばれいしょ、たまねぎに対して少量散布で使用する場合は、少量散布に適したノズルを装着した乗用型の速度連動式地上液剤散布装置を使用してください。
  17. 適用作物群に属する作物またはその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けるようにしてください。
  18. 本剤の使用にあたっては、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は病害虫防除所等関係機関の指導を受けるようにしてください。
安全使用・保管上の注意
  1. 本剤は皮膚感作性を有し、皮膚かぶれ等を生じることがあるので、以下の点に注意してください。
    • かぶれやすい体質の人および本剤または他剤においてかぶれた経験のある人は、作業に従事しないようにし、施用した作物等との接触はさけてください。
    • 薬液調製時および使用の際は帽子、保護メガネ、防護マスク、不浸透性手袋、不浸透性防除衣、ゴム長靴などを着用するとともに保護クリームを使用してください。
    • 降雨時または樹木が濡れている場合には作業を行わないでください。
    • 剪定、施肥、摘果、除草、袋かけなどの管理作業を済ませてから使用してください。
    • 使用後の入園はできる限り期間をおいてください。特に摘果、袋かけのような作業を行う果樹では少なくとも7 〜 10日間の期間をあけてください。
    • 使用後の入園の際も、帽子、保護メガネ、農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用するとともに保護クリームを使用してください。
    • 使用した後および摘果等のため使用後入園し作業した後は直ちに身体を洗い流し、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換してください。
    • 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯してください。
    • 施設内では使用しないでください。
    • 高温、多湿時に長時間の使用および作業はさけてください。
    • 苗床で使用し、その苗を採苗、定植する場合には、必ず手袋を着用して作業を行い、直接苗に触れないよう注意してください。
  2. 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
  3. 本剤は眼および皮膚に対して刺激性があるので薬剤が眼に入ったり、皮膚に付着しないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに十分に水洗し、眼科医の手当を受けてください。皮膚に付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
  4. 魚毒性等
    • 水産動植物(魚類)に強い影響を及ぼすおそれがあるので、河川、湖沼および海域等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。
    • 養殖池周辺での使用はしないでください。
    • 水産動植物(甲殻類・藻類)に影響を及ぼすおそれがあるので、 河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。
    • 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきってください。
      散布器具および容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
  5. 保管
    密栓し、直射日光をさけ、食品と区別して冷涼な所に保管してください。
販売:石原バイオサイエンス(株)