農薬情報>除草剤>水稲用


特長
■種類名:イマゾスルフロン・カフェンストロール・ベンゾビシクロン水和剤
■有効成分
:イマゾスルフロン・・・1.7%
:カフェンストロール・・・5.7%
:ベンゾビシクロン・・・3.8%
■性状:類白色水和性粘稠懸濁液体
■毒性:普通物
■有効年限:5年
■包装:500mlx20、2Lx6
■作用機構分類
HRAC B(2)[イマゾスルフロン]
HRAC K3[カフェンストロール]
HRAC F2[ベンゾビシクロン]

イッテツフロアブルは、イマゾスルフロンにヒエ剤として評価の高いカフェンストロールと各種一年生広葉雑草、多年生雑草に効果を示す新規成分ベンゾビシクロンを合理的に配合した一発処理除草剤です。ベンゾビシクロンを含有しているため近年問題となっているスルホニルウレア(SU)系除草剤抵抗性雑草に高い効果を示すのに加え、イボクサやアシカキなどの雑草にも優れた効果を示します。
参考:水稲除草剤抵抗性雑草とその対策

  • ノビエの他、一年生雑草、難防除雑草にもよく効きます。
    SU抵抗性雑草(アゼナ類、ホタルイ、コナギ)や、難防除雑草(イボクサ、シズイ、コウキヤガラ、アシカキ、エゾノサヤヌカグサなど)に幅広く効きます。
  • 長く効果が持続します。
  • 田植後5日〜ノビエ2.5葉期まで使えます。
  • 水稲に安全性が高い除草剤です。
マツバイ シズイ イボクサ オモダカ
ミズガヤツリ ノビエ セリ コナギ
クログワイ アゼナ類 ホタルイ ウリカワ
適用雑草及び使用方法
作物名 適用雑草名 使用時期 適用土壌 使用量 本剤の使用回数 使用方法 適用地帯
移植水稲 水田一年生雑草、マツバイ、ホタルイ、ウリカワ、ミズガヤツリ(北海道を除く)、ヘラオモダカ(北海道、東北、九州)、ヒルムシロ(北陸を除く)、セリ、エゾノサヤヌカグサ(北海道)、シズイ(東北)、オモダカ(北海道、東北)、クログワイ(東北、関東・東山・東海、近畿・中国・四国、九州)、コウキヤガラ(東北、関東・東山・東海、九州)、アオミドロ・藻類による表層はく離(北陸を除く) 移植後5日〜ノビエ2.5葉期 ただし、移植後30日まで 砂壌土〜埴土 500ml/10a 1回 原液湛水散布、水口施用又は無人ヘリコプターによる滴下 全域の普通期及び早期栽培地帯
直播水稲 水田一年生雑草、マツバイ、ホタルイ、ウリカワ、ミズガヤツリ、ヒルムシロ、セリ 稲1葉期〜ノビエ2.5葉期 ただし、収穫90日前まで 原液湛水散布 全域
イマゾスルフロンを含む
農薬の総使用回数
カフェンストロールを含む
農薬の総使用回数
ベンゾビシクロンを含む
農薬の総使用回数
2回以内 1回 2回以内
上手な使い方
効果のある雑草
雑草名 雑草発生前〜始期 ノビエ2〜2.5葉期
ノビエ
コナギ
アゼナ
カヤツリグサ
一年生広葉
ホタルイ
マツバイ
ウリカワ
ヘラオモダカ
ミズガヤツリ
ヒルムシロ
セリ
クログワイ
オモダカ
アオミドロ
表層はく離
除草効果 ●:著効、○:有効
使用上の注意事項
効果・薬害などの注意
  • 主要雑草に対する散布適期幅
    ノビエ 2.5葉期まで エゾノサヤヌカグサ 草丈3cmまで
    ホタルイ 2葉期まで シズイ 発生始期まで
    ウリカワ 2葉期まで オモダカ 発生始期(北海道は発生前)まで
    ミズガヤツリ 2葉期まで クログワイ 発生始期(東北は発生前)まで
    ヘラオモダカ 2葉期まで(東北、九州は発生始期) コウキヤガラ 発生始期まで
    ヒルムシロ 発生期まで アオミドロ・藻類による表層はく離 発生前
    セリ 発生始期まで

    1. 雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエの2.5葉期までに時期を失しないように使用する。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にフレが出るので、必ず適期に注意する。
    2. オモダカ、シズイ、クログワイ、コウキヤガラは発生機関が長く、遅い発生のものまでは十分な効果を示さないので、有効な後処理剤との組み合わせで使用する。
    3. 移植前に生育したミズガヤツリには効果が劣るので、物理的防除方法などを用いて移植前に防除してから使用する。
    4. 移植前後の初期除草剤による土壌処理との体系で使用する場合には雑草の発生状況をよく観察し、時期を失しないように適期に散布するよう注意する。
  • 水管理
    • 散布は水の出入りを止めて湛水状態のまま本剤を水田全面にゆきわたるように散布する。
    • 本剤散布後、少なくとも3〜4日間は通常の湛水状態(水深3〜5cm)を保ち、田面を露出させたり水を切らしたりしないように注意する。また、散布後7日間は落水、かけ流しはしない。
    • 畦畔からの漏水は畦ぬりなどをして止める。
  • 適用場面
    • 使用前には容器を軽く振る。
    • 浅植、浮き苗が生じないように、代かき均平化作業及び植付けはていねいに行う。
    • 水持ちが悪く減水深が2cm/日以上の水田では使用をさける。
    • 砂質土壌の水田、軟弱な苗を移植した水田、極端な浅植えの水田での使用はさける。
    • いぐさ、れんこん、くわい、せりなどの生育期に、隣接田で使用する場合は十分注意する。(薬害)
    • いぐさ栽培予定水田では使用しない。
    • 本剤を散布した水田の田面水は、他作物の灌水には用いない。
  • 気象条件
    梅雨期など、散布後に多量の降雨が予想されるときは使用をさける。
  • 直下水道での使用
    イネの根が露出する条件では薬害を生じるおそれがあるので注意する。
  • 水口施用の場合
    入水時に本剤を水口に施用し、流入水と共に水田全面に拡散させる。処理後田面水が通常の湛水状態(湛水深3〜5cm)に達したときに必ず水を止め田面水があふれ出ないように注意する。
  • 無人ヘリコプターで滴下する場合
    • 滴下は使用機種の使用基準に従って実施する。
    • 滴下に当たっては散布装置のノズルを使用しない。
    • 作業中、薬液が漏れないよう装置の充分な点検を行う。
    • 隣接する圃場に水稲以外の作物が栽培されている場合は無人ヘリコプターによる本剤の滴下は行わない。
    • 水源地、飲料水等に本剤が流入しないよう十分留意する。
    • 薬液滴下に使用した装置は十分洗浄し、薬剤タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理する。
    • 本剤の滴下に使用した無人ヘリコプターの散布装置は、水稲以外の作物への薬剤散布には使用しない。
  • 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合や異常気象時は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
安全使用・保管上の注意
  • 眼に入らないよう注意する。眼に入った場合には直ちに水洗する。(弱い刺激性)
  • 水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しない。
  • 水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に流入しないよう注意して使用する。
  • 無人ヘリコプターによる滴下で使用する場合は、河川、養殖池等に飛散しないよう特に注意する。
  • 散布後は水管理に注意する。
  • 散布器具及び容器の洗浄水は、河川などに流さない。また、空容器等は水産動埴物に影響を与えないよう適切に処理する。
製造:住友化学(株)
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