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特長
種類名 イソキサチオン乳剤
有効成分 イソキサチオン・・・50.0%
性状 黄赤色澄明可乳化油状油状液体
毒性 劇物
安全性 製品安全データシート保土ヶ谷UPLへのリンク)
有効年限 5年
包装 100ml×60、500ml×20
作用機構分類 IRAC 1B[イソキサチオン]
「カルホス」は、三共が研究開発した天然物誘導型の殺虫剤です。本剤の特異的な有効成分イソキサチオンは幅広い殺虫スペクトラムを有すると共に哺乳動物体内に蓄積しにくいという特徴をもち、安全性の高い有機リン化合物です。
カルホスは用途に応じて、乳剤、粉剤微粒剤Fの3製剤があり、乳剤は茶、花木、みかん等のカイガラムシ類、ハマキ類、アメリカシロヒトリ等の諸害虫の防除に、粉剤は野菜、大豆の地下部・地上部を加害する諸害虫、特にコガネムシ類幼虫、マメシンクイムシ、フタスジヒメハムシ等の防除に、また微粒剤Fは野菜、豆類のネキリムシ、コガネムシ、タネバエ等の土壌害虫防除に農薬登録を取得し、広く御愛願を頂いております。
  • ネキリムシ、ハリガネムシ、コガネムシ、タネバエ、ケラなど地下部を加害する土壌害虫にすぐれた効果を発揮します。
  • 広い殺虫スペクトラムを持つ殺虫剤で、活性持続効果が優れています。
  • 接触毒と食毒の両作用により、幅広い害虫に有効です。
  • 作物への吸収移行がないので、残留・残臭が少ない殺虫剤です。
  • 悪臭や刺激性がなく、使いやすいです。

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(製造・販売元 日本曹達(株)へのリンク)

適用及び使用方法
作物名 適用病害虫 希釈倍数 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 散布液量 イソキサチオンを含む農薬の総使用回数
とうもろこし(子実) アワノメイガ 1000倍 散布 収穫30日前まで 2回以内 100〜300L/10a 2回以内
たまねぎ タマネギバエ 500〜1000倍 土壌灌注 定植前 1回 育苗箱(約30×60×2.5cm、使用土壌約2L)1箱あたり500mL 1回
キャベツ コナガ 1500〜2000倍 散布 収穫21日前まで 1回 100〜300L/10a 1回
アオムシ 1500〜2000倍 散布 収穫21日前まで 1回 100〜300L/10a 1回
いちご(仮植床) コガネムシ類幼虫 1000〜1500倍 灌注 植付後 1回 3L/m² 1回
みかん カイガラムシ類 1000〜1500倍 散布 収穫30日前まで 4回以内 200〜700L/10a 4回以内
ゴマダラカミキリ成虫 1500倍 散布 収穫30日前まで 4回以内 200〜700L/10a 4回以内
ケシキスイ類 1000倍 散布 収穫30日前まで 4回以内 200〜700L/10a 4回以内
カネタタキ 5000倍 散布 収穫30日前まで 4回以内 200〜700L/10a 4回以内
ミカンサビダニ 1000〜1500倍 散布 収穫30日前まで 4回以内 200〜700L/10a 4回以内
コカクモンハマキ 1000〜1500倍 散布 収穫30日前まで 4回以内 200〜700L/10a 4回以内
ミカンハモク゛リガ 1000〜1500倍 散布 収穫30日前まで 4回以内 200〜700L/10a 4回以内
ミノガ類 1000倍 散布 収穫30日前まで 4回以内 200〜700L/10a 4回以内
コナカイガラムシ類 1000倍 散布 収穫30日前まで 4回以内 200〜700L/10a 4回以内
クワゴマダラヒトリ若齢幼虫 1000〜1500倍 散布 収穫30日前まで 4回以内 200〜700L/10a 4回以内
花き類・観葉植物(きく、ガーベラ、シクラメン、アジアンタムを除く) オンシツコナジラミ若齢幼虫 1000倍 散布 発生初期 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
ガーベラ オンシツコナジラミ若齢幼虫 1000倍 散布 発生初期 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
マメハモク゛リバエ 1000倍 散布 発生初期 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
きく オンシツコナジラミ若齢幼虫 1000倍 散布 発生初期 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
マメハモク゛リバエ 1000倍 散布 発生初期 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
樹木類(まさき、もっこく、さくらを除く) カイガラムシ類 1000倍 散布 発生初期 6回以内 200〜700L/10a 6回以内
ケムシ類 1000倍 散布 発生初期 6回以内 200〜700L/10a 6回以内
さくら カイガラムシ類 1000倍 散布 発生初期 6回以内 200〜700L/10a 6回以内
クビアカツヤカミキリ 1000倍 散布 成虫発生初期 6回以内 200〜700L/10a 6回以内
ケムシ類 1000倍 散布 発生初期 6回以内 200〜700L/10a 6回以内
まさき カイガラムシ類 1000倍 散布 発生初期 6回以内 200〜700L/10a 6回以内
ユウマダラエダシャク 1000倍 散布 発生初期 6回以内 200〜700L/10a 6回以内
ケムシ類 1000倍 散布 発生初期 6回以内 200〜700L/10a 6回以内
もっこく カイガラムシ類 1000倍 散布 発生初期 6回以内 200〜700L/10a 6回以内
モッコクハマキ 1000倍 散布 発生初期 6回以内 200〜700L/10a 6回以内
ケムシ類 1000倍 散布 発生初期 6回以内 200〜700L/10a 6回以内
チガヤシロオカイガラムシ 1000倍 散布 発生初期 6回以内 0.5L/m² 6回以内
ケラ 1000倍 散布 発生初期 6回以内 1〜2L/m² 6回以内
コガネムシ類 1000倍 散布 発生初期 6回以内 1〜2L/m² 6回以内
シバオサゾウムシ 1000倍 散布 発生初期 6回以内 1〜2L/m² 6回以内
タマナヤガ幼虫 1000倍 散布 発生初期 6回以内 1〜2L/m² 6回以内
シバツトガ 1000倍 散布 発生初期 6回以内 0.5〜2L/m² 6回以内
スジキリヨトウ 1000倍 散布 発生初期 6回以内 0.5〜2L/m² 6回以内
さとうきび アオドウガネ幼虫 1000倍 土壌灌注 夏季生育期まで 3回以内 1.8L/m² 5回以内(但し、種苗浸漬は1回以内、植付時の土壌混和は1回以内、植付後は3回以内)
ハリガネムシ類 1000倍 12時間種苗浸漬 植付前 1回 - 5回以内(但し、種苗浸漬は1回以内、植付時の土壌混和は1回以内、植付後は3回以内)
ハリガネムシ類 1000倍 土壌灌注 夏季生育期まで 3回以内 1.8L/m² 5回以内(但し、種苗浸漬は1回以内、植付時の土壌混和は1回以内、植付後は3回以内)
クワシロカイガラムシ 1500倍 散布 摘採21日前まで 1回 1000L/10a 1回
ヨモギエダシャク 1500倍 散布 摘採21日前まで 1回 200〜400L/10a 1回
コカクモンハマキ 1500倍 散布 摘採21日前まで 1回 200〜400L/10a 1回
チャノホソガ 1500倍 散布 摘採21日前まで 1回 200〜400L/10a 1回
チャノホコリダニ 1500倍 散布 摘採21日前まで 1回 200〜400L/10a 1回
たばこ ヤサイゾウムシ 1000〜1500倍 散布 収穫10日前まで 2回以内 100〜180L/10a 2回以内
タバコガ 1000〜1500倍 散布 収穫10日前まで 2回以内 100〜180L/10a 2回以内
ジャガイモガ 1000倍 散布 収穫10日前まで 2回以内 100〜180L/10a 2回以内
ヨトウムシ 1500〜2000倍 散布 収穫10日前まで 2回以内 100〜180L/10a 2回以内
作物名「すぎ(カイガラムシ類、ケムシ類)」を削除

カルホス乳剤の製品ちらし (日本曹達(株)へのリンク)
カルホスの技術資料 (日本曹達(株)へのリンク)
試験成績
茶のクワシロカイガラムシに対する効果
きくのマメハモグリバエに対する効果
ガーベラのマメハモグリバエに対する効果
芝のスジキリヨトウに対する効果
ヤノネカイガラムシに対する効果試験
殺虫スペクトラムと基礎活性

使用上の注意事項
効果・薬害などの注意
  1. 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
  2. 石灰硫黄合剤、ボルドー液との混用はさけてください。
  3. 芝に使用する場合は、土壌面まで濡れるように十分な液量を散布してください。
  4. オンシツコナジラミに対しては若齢幼虫には有効ですが、卵・蛹には効果が低いので、若齢幼虫の多い時期をねらって約1週間間隔でくり返し散布してください。
  5. いちごのコガネムシ類幼虫に対しては仮植床に植え付けた後、床面全面にジョロなどによって所定量を均一に灌注してください。
  6. とうもろこしのアワノメイガに対する散布適期は雄穂の出穂前後の2回散布が効果的です。
  7. たまねぎ(育苗箱)に使用する場合、軟弱苗などには薬害を生じるおそれがあるので留意してください。
  8. さとうきびのハリガネムシ類防除に種苗浸漬処理で使用する場合、所定時間浸漬後風乾してから植え付けてください。
  9. さとうきびのアオドウガネ幼虫に使用する場合、なるべく若齢幼虫の多い時期に合わせてください。
  10. クビアカツヤカキミリの防除に使用する場合、成虫に直接かかるように散布してください。
  11. 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
  12. ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意してください。
    1. ミツバチの巣箱およびその周辺にかからないようにしてください。
    2. 受粉促進を目的としてミツバチ等を放飼中の施設や果樹園等では使用をさけてください。
    3. 養蜂が行われている地区では周辺への飛散に注意するなど、ミツバチの危害防止に努めてください。
  13. シクラメン、アジアンタムには薬害を生ずるので、かからないように注意して散布してください。
  14. せんりょうの生育期(3月から 10 月)では薬害をおこすので散布しないでください。
  15. 自動車・壁などの塗装面、大理石・御影石に散布液がかかると変色するおそれがあるので、散布液がかからないように注意してください。
  16. 適用作物群に属する作物またはその新品種にはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、普及指導センター、病害虫防除所等関係機関の指導を受けるようにしてください。
安全使用・保管上の注意
  • 医薬用外劇物。取扱いには十分注意してください。誤って飲み込んだ場合には吐かせないで、直ちに医師の手当を受けさせてください。使用中に身体に異常を感じた場合には、直ちに医師の手当を受けてください。
  • 眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し眼科医の手当を受けてください。
  • 皮ふに対して刺激性があるので皮ふに付着しないよう注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
  • 薬液調製時及び使用の際は、保護メガネ、防護マスク、不浸透性手袋、不浸透性防除衣などを着用してください。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに洗眼してください。
  • 街路・公園等で使用する場合は、使用中及び使用後( 少なくとも使用当日) に小児や使用に関係のない者が使用区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜などに被害を及ぼさないよう注意を払ってください。
  • ハウスで使用する場合は、換気に十分注意し、薬液がハウス内にこもらないようにしてください。使用後は十分に換気し、入室してください。
  • 治療法
    本剤の解毒剤としては、硫酸アトロピン製剤及びPAM 製剤が有効であると報告されています。
  • 水産動植物への影響
    水産動植物(魚類・甲殻類)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきってください。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう処理してください。
  • 保管
    密栓し、火気をさけ、食品と区別して、直射日光の当たらない冷涼な所にカギをかけて保管してください。盗難・紛失の際は、警察に届け出てください。
製造 保土ヶ谷UPL
販売 全国農薬協同組合