農薬情報>殺虫剤>一目でわかるマルハナバチ攻略法

適応面積と準備

  • 花数が多い時期や品種によっては巣箱を増やしましょう。
  • メロン・さくらんぼ・なし・ブルーベリー・きゅうり・ししとう・ピーマン・パプリカ・ホウズキ・すいかなどにも利用されています。

花粉のお話
花粉の形成には、温度管理、日照量、草勢、品種、地温など、様々な要因が関係します。マルハナバチ導入の2週間以上前からは、正常な花粉が出来るような環境条件を整えることが重要です。
また、好ましくない環境条件下では、花粉の生産量が減るばかりではなく、発芽率も低下し正常な着果は望めません。
  1. ハウス開口部にネットを展張しましょう。
  2. 農薬の「影響日数」をチェックしましょう。
  3. 導入前に花粉をチェックしましょう。
    花粉が落ちない花には全く訪花しません。花の下に黒い物を置き、花を軽くはじいて花粉が落ちるかどうか確認してください。
    ※花粉が落ちない花が多い場合には、2週間程度導入を遅らせることが必要です。
  4. 巣箱の設置場所を準備しましょう。
    巣箱には、直射日光が絶対に当たらないように出来る限り大きな日除けをしてください。巣箱付近の温度が15℃〜28℃になっているか、定期的にチェックしましょう。
  5. ハチは十分休ませてから開けましょう。
    到着したマルハナバチは、トラック輸送の振動などで異常に興奮しています。到着直後に出入り口を開けると、訪花しないばかりか、ハチが巣箱に戻らないことがあります。
    巣箱が到着したら十分に休ませ、出入り口は翌朝に開けるようにしてください。

バイトマーク例(トマトの例)
ホルモン処理必要 受粉良好 花数・花粉量不足
花への過剰訪花
雄しべが黒ずむほどにバイトマークがついている時は落花してしまう恐れがあります。ハウス内の花数が少ない・花粉の出が悪いなどにより巣内の花粉が不足しています。花粉の与え方」を参考に、餌を補給してください。花粉が少なくなると幼虫を巣外に捨てるなどの行動が見られます。
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