野菜と果物

まいたけ

かさが重なりあって舞っているように見えるところからまいたけと呼ばれるようになったといわれます。主産地は東北地方です。
幻のきのこといわれ、味、香りが最上の食用きのこでしたが、1970年代に人工栽培が成功して一般家庭でも手に入るようになりました。
調理と食べ方
なるべく水に洗わないで調理するのが原則です。
煮物にするときは、薄味にして汁も残さず飲めるようにするのが良いでしょう。
まいたけに含まれているグルカンは加熱には強いですが、水溶性のため水を使うと流出してしまいます。
汁物、煮物、てんぷら、炊き込み御飯、鍋物、ソテイなど幅広く使われます。
秋田のきりたんぽには、せりとともに欠かせない材料です。
天火干しにして干しまいたけにすると長期保存が可能です。
健康効果
まいたけに含まれるビタミンDはカルシウムやリンを有効に働かせます。
普通のきのこの培以上も含まれているグルカンは、免疫機能を回復されガン細胞の増殖を食い止める働きを持っています。
ビタミンB2は、脂質や炭水化物をエネルギー化するので、肥満防止やダイエットにも効果があります。
成分は食物繊維の一種なので消化されず、腸を刺激し老廃物などの排出を促すため大腸がんの予防に効果があるといわれています。
その上、グルカンには、抗エイズ作用もあるといわれています。
よいまいたけの選び方
かさが肉厚でしっかりしているもの。
軸がピンとしてかたくしまっているもの。
湿ったり、べとついているものは避ける。