野菜と果物

もやし

もやしは種子を水に満たして芽を出させたもので、大豆もやし、納豆もやし、アルファルファーほか、そば、しそ、ひまわり、からしなどの種子からも作れます。
東北、九州などの農村で、400年ほど前から作られていましたが、大正時代になって都市部でも食べられるようになりました。
調理と食べ方
  • シャキンとした歯ざわりがおいしさのひとつのため、加熱し過ぎないように注意しましょう。
  • 少し生っぽさの残るところで火を止め、余熱で火を通すとよいでしょう。
  • ゆでるときに塩を少し加えると、アミノ酸が溶け出すのを防げます。
  • おひたし、和え物、炒め物、ラーメン、焼そばなどに、大豆もやしは韓国風の漬物ナムルにします。
  • もやしは日持ちしないので、なるべくその日のうちに使い切るようにします。
健康効果
  • ビタミンC、食物繊維が豊富に含まれているので、便秘、肥満予防、動脈硬化や糖尿病などの予防に有効です。
  • 発芽により、豆にはほとんど含まれていないビタミンCが豊富になります。
  • また、消化酵素のアミラーゼが発生し、消化不良・食欲不振を解消してくれます。
  • たんぱく質が豆類よりも消化しやすい形で豊富に含まれています。
よいもやしの選び方
  • 茎が太くしっかりしていて、白くてつやのあるもの。
  • 根に透明感のあるもの。
  • 豆が開いているもの、褐色がかかっていたり、黒ずんでいるものは避ける。
  • 真空パックされているもののほうが長持ちします。