野菜と果物

じゃがいも

南米アンデスが原産で、オランダ人が長崎に持ち込みました。
1874年にアメリカから品質の良い食用の芋が輸入されてから、盛んに栽培されるようになりました。
調理と食べ方
粉質の男爵芋はマッシュポテトや粉ふきいもやサラダなどに、粘質のメイクインは炒めたり煮たりするのに向いています。
3月〜5月の新じゃがは、水分が多いので、煮ころがしやシチュウに適しています。
茹でるときは皮ごと茹でてから皮をむくと風味が生かせます。
保存は、新聞紙に包んで通気性を良くして、カゴに入れて保存します。
加熱したじゃがいもは冷凍するとスポンジ状になるので注意しましょう。
健康効果
じゃがいものビタミンCは加熱調理しても壊れにくいのが特徴です。
「カリウムの王様」といわれるほどカリウムを多く含んでいます。
カリウムは体内の塩分バランスを保つ働きがあるので、腎臓機能の低下した人(透析をしている人は駄目)や、高血圧の予防や治療に効果があります。
おろし汁を土鍋で黒くなるまで煮詰めて飲むと胃潰瘍に効果があります。
打撲・捻挫には、すりおろして酢と小麦粉を混ぜたものを患部に塗ります。
ガン、胃腸病、高血圧や風邪の予防効果があります。
よいじゃがいもの選び方
ふっくらとしていて、しわや傷のないもの。
ずっしりと重量感のあるもの。
皮の緑がかったものは避ける。
しんじゃがは、皮の薄いもの。