野菜と果物

らっかせい

らっかせいの原産地は南米ですが、中国を経由して伝わったため南京豆とも呼ばれています。大豆と似ていて、タンパク質、ビタミンE、B群を豊富に含んでいます。ビタミンE(若返りのビタミンとも呼ばれる)は、抗酸化作用があり、細胞や脳の若返りに役立ちます。
また、不飽和脂肪酸の酸化を防ぎ、血管壁の掃除もします。くずれたホルモンバランスを正常に戻す働きもあります。らっかせいの脂質(100g中47.4g)は、不飽和脂肪酸のオレイン酸とリノール酸が多く、コレステロール値を下げる働きがあります。
調理と食べ方
和・洋・中、なににでも合い、料理の風味が増します。
和風なら和え物のころもに、中国風なら炒め物に、洋風ならソースに加えると
風味が増します。
バターで炒めたバターピーナツは嗜好品としても愛好されています。
ビタミンEの補給源(100g中12.2mg)としては最適です。
鶏肉とらっかせいの炒め物は更年期障害に有効です。
健康効果
不飽和脂肪酸・・・動脈硬化の予防・コレステロール値を下げる。
ビタミンE・・・冷え性、しもやけに効果(血行をよくする)。
ビタミンB6・・・免疫力を高め、アレルギーを軽くする。
ビタミンB1・・・疲労回復。
ビタミンB2・・・皮膚を整える。
よいらっかせいの選び方
なるべく殻つきのもの。
国内産のもの。
かび臭いものは避ける。