野菜と果物

そば

そばは中国雲南省周辺が原産地で、奈良時代に朝鮮経由で渡来しました。
当時は雑炊やすいとんのかたちで食べられていました。
めんとして食べられるようになったのは江戸時代からです。
冷涼な気候に適していて2〜3ヶ月で育ちます。
調理と食べ方
  • そばはサラダにしてもさっぱりしていておいしく、めん以外ではそばがき、そばまんじゅう、そばぼうろがあります。そば粉を固め練って焼いて食べる、小麦粉と混ぜてクッキーにしても香ばしくておいしく食べられます。
  • ビタミンPは水溶性なのでそば湯を飲むと、溶け出したビタミンPをとることができます。
健康効果
  • そばのでんぷんは消化がよく、たんぱく質が豊富で、アミノ酸もバランスよく含まれている栄養価の高い穀物です。
  • そばに含まれているルチンというビタミンPは毛細血管を丈夫にし、高血圧や脳卒中を予防します。
  • 食物繊維も豊富で、糖質の代謝にかかわるビタミンB1を含み疲労回復に有効です。
  • さらに胃腸を強くする効果もあり、下痢にも効きます。
  • そば粉をぬるま湯で溶いて湿布すると、熱を下げ痛みがとれます。
選び方
  • そば粉の配合が多いものほど薬効が高い
  • 生めんや ゆでめんは日付けの新しいもの