しょうが
原産地はインドを中心とした熱帯アジアで、古くから香辛料や薬として使われていました。
薬味のほか風邪の治療、消化器の機能向上と利用価値は多彩ですが、日本に渡来した3世紀以前当時はあまり利用されていませんでした。
一年中出回っているひねしょうが、甘酢に漬けて食べる新しょうが、焼き魚に使われる葉しょうがの3種類があります。 |
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調理と食べ方 |
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- 新しょうが、葉しょうがは、柔らかいので甘酢漬けによいでしょう。ひねしょうがはせん切りにして酢の物や煮物の天盛りに使います。
- また、薄切りにしていためると香りが出て料理の風味づけや臭み消しになります。
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健康効果 |
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- 主な栄養素は、カリウムとカルシウムで、栄養的にはとくに目立つものはないのですが、独特の辛味と香りを持ち、広く料理に利用できる香辛料のひとつです。
- 香味成分はジンゲロンとショウガオールで、肉や魚の臭み消しに利用されます。
- また、発汗作用があるために昔から生薬として利用されてきました。
- ほかに、胃液の分泌をよくして、消化を促す働きもあります。
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よいしょうがの選び方 |
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- ひねしょうがは表面がしまっているもの。
- 新しょうがは肌が白く茎のつけ根が赤色のもの。
- 葉しょうがは茎があまり太くないもの。
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