野菜と果物

たまねぎ

たまねぎの原産地は中央アジアで明治時代に輸入されました。独特の辛味と香りが疲れや不眠症に効果があると言われています。 主成分の硫化アリルは水に溶けやすく、熱が加わると甘味成分に変化してしまいます。この成分を残して調理するためには、たまねぎをきざんで1時間以上放置してから調理するのがよいそうです。たまねぎはニンニクやラッキョウと兄弟分です。ニンニクの匂いが苦手の人はたまねぎで代用するのもよいでしょう。
調理と食べ方
きざんで放置しておいたたまねぎとキャベツをサラダ油でさっと炒めて塩こしょうします。食べやすいので、ご飯が副食となりダイエットに効果ありです。
サラダやサンドイッチに入れて生で食べる場合は刻んで1時間以上置くと血液のさらさら成分を損なわないで食べられます。
うまみ成分を出したい場合は加熱するとよいと言われています。
健康効果
硫化アリルによる消化液の分泌、新陳代謝の促進、疲労、食欲不振、不眠、精神不安定、精力減退に効果。血液をさらさらにする。糖尿病、高血圧、動脈硬化の予防(皮を煎じて飲む)。
アリチアミンによるビタミンB1の吸収促進
よいたまねぎの選び方
葉が青々としていて、根がずっしりと重いもの。
根の皮が白くつやがありしまりのよいもの。
葉がついているものを求めるのがよいもの。
葉が切られている場合、切り口に空洞や変色のないもの。